2013.01.29

木工工事順調です

P1060534ホールダウン金物は、主に木造軸組工法の建物で使用する、補強金物のひとつ。引き寄せ金物とも。

この金物は、に柱が土台や梁から抜けるのを防ぐために必要不可欠な金物で、柱脚(柱の下部)と柱頭(柱の上部)の両方に取り付けるものです。

筋交いプレート

在来工法の筋かいの取付けを確実にする為に接合部に取り付けられる金物。
地震などの水平力が掛かった場合、筋交いと梁、柱、土台がばらばらにならないようにする。

そこで上記の写真のような筋交い金物を使用して、筋交いの接合部をより強力に固定しておくことが重要になります。
筋交いが破壊されなくても、接合部が外れてしまうと筋交いの意味を成さなくなるため、柱、桁などと筋交の取り合いに付けられます。

P1060532火打ち梁とは、木造で床組みや小屋組みで、地震や台風時に発生する水平力による変形を、防止するために設ける斜材で、

1階の床に設けるものを火打土台、2階などの床や小屋組に設けるものを火打ち梁と言います。
P1060531

集成材と芯持材の違いを簡単にお伝えします。

集成材(構造材)とは、ホワイントパインウッドやレッドウッドをスライスしたものを、接着剤で年輪の向きを交互に張りあわせた部材のことです。

芯持材(構造材)とは、桧や杉の年輪の中心部分をメインに周辺部の辺材をカットして角材にしたものです。

集成材が近頃多様されている最大の理由としては、反りやねじれが少ないため、建築後のクレームが出にくいという点です。

そして、初期強度は芯持材の1.2倍から1.5倍ほどの強度があるため、お客様の受けも良いのです。

しかし、一般的にベニヤと呼ばれる材料も集成材の一種ですが、湿気に弱いため、フローリング(ベニヤに薄くスライスした表面材を貼りつけたもの)等、

湿気にさらされる特に1階の床が20年から30年程度で、ブカブカした状態になることは皆様もご存知の事実だと思います。

構造材として使用する際は、構造材の周囲を風通し良くしておけば、問題はないと思いますが。

また、初期強度は強くても、長期強度のしっかりとしたデータが無いため分かりませんが、時間と共に強くなることは考えづらいようです

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